Our Story

2017

lemmaは、株式会社プリンシプルの創業者・村田と、現在プリンシプルの製造部門バルコカルピンテーロを率いる藤原の2名により立ち上げられたブランドです。

2013年に創業した株式会社プリンシプルが、自社ブランドを「made in KOBE」で展開する構想を進めていました。その過程で、趣味で革小物を製作していた藤原と出会い、村田が製作を依頼。こうして2017年にブランドが誕生しました。

そのタイミングで、神戸セレクションの公募があり、申込時の資料が手元に残っています。神戸セレクションは、神戸の魅力が詰まった逸品を認定し、販路支援によって挑戦する企業の発展を後押しすることで、地域産業に新たな活力を生み出す取り組みです。資料の冒頭には、「【made in KOBE】神戸から日本へ、そして世界で愛されるブランドにします」と記されていました。その想いは今も変わっていません。ありがたいことに神戸セレクションで、数ある神戸ブランドで2位を獲得。そして、さまざまな百貨店の催事で販売されることになりました。

当初から世界展開を目標としていたlemmaは、越境ECを起点に、タイ・台湾・パリなどでPOPUPを実施し、現地の顧客に向けて販売するなど積極的に活動してまいりました。

国内ではフリースピリッツにて販売数が増加し、藤原が正式にプリンシプルに参加しました。作り手も少しずつ増え、ブランドのものづくり体制がさらに強化されたタイミングです。

プロモーションやブランディングに十分な時間や資金がない状態で、手探りでスタートしたブランドです。想いはあったものの、何をすべきか分からず、試行錯誤を繰り返す日々が続きました。

2021

lemma最大のヒット商品、マリスコは2021年1月に発表されました。2020年1月以降のコロナ禍で試行錯誤を重ねる中、日本の皆さんに素敵な財布を届けたいという想いが形となり誕生した特別なアイテムです。世の中のニーズを汲み取り、モノづくりとしての価値を最大限に発揮し、すべてのバランスが高次元で表現された商品です。販売開始から瞬く間に注目を集めました。

藤原を筆頭に、lemmaに関わるバルコカルピンテーロのメンバーは、デザイン、構造、素材の活用法、製法、プロセス管理など、現代にふさわしいモノづくりを実践しています。

フリースピリッツ神戸店の奥には、バルコカルピンテーロの工房があります。ここでは「作ること」と「売ること」が行き交い、「作り手」「売り手」「買い手」が近い距離で息遣いを感じることができる環境です。オンラインでの販売も進む時代ですが、このリアルな距離感を大切に、頭だけでなく体で感じながらモノづくりをしています。

通販の各種モールでは、年間ランキングトップ3入りの実績を誇ります。たくさんの皆さまに支えていただいていると実感しております。

2026

このlemmaの専門サイトを立ち上げるにあたり、再び世界展開を本格化させたいと考えています。創業10年余の会社でありながら、日本のモノづくりが世界で評価され、持続可能な形で体現できることを示すことで、同業・異業種を問わず、未来の指針となると信じています。誰かにしかできない特別な形ではなく、誰にでも実現可能な形で成果を出し、世界の人々と交流していきたいと思っています。

もちろん、ベースとしては日本の皆さんに「こんなに素晴らしいブランドがあるんだ」と知ってもらいたいという想いがあります。日本では特定の流通構造に適合しないブランドや商品は販売が難しい場合がありますが、その壁を乗り越え、【作り手】【売り手】【買い手】が幸せになれる仕組みを築いていきたいと考えています。

Concept

lemmaは、東洋と西洋の融合による神戸らしいおしゃれな雰囲気を、東洋の職人技と西洋の色彩豊かな革で表現するブランドです。

ブランドの思想的なベースには、『ロゴスとレンマ』の著者である山内得立氏と、粘菌学者の南方熊楠氏の考え方が反映されています。山内氏の哲学は、東西思想を超えて融合させる試みとして知られ、lemmaの世界観にも反映されています。基本的には、融合や生命、自然への探究心を表現しているブランドだと理解していただければと思います。

ビジネスにおいては、品質もスピードも、一品生産も大量生産も、想いも売上も、高価格も低価格も、すべて大切です。一見、二律背反するように見えるものも包み込み、真理を追究していく姿勢こそがlemmaの考え方です。東洋か西洋か、どちらかに偏るのではなく、どちらの視点も併せ持つことで争いが少なくなり、真理への探究(プリンシプルを生きること)も進むと考えています。

短時間で分かりやすさを求める世の中では理解されにくいかもしれませんが、レンマの思想に触れ、手に取ることで、本質の追究やプリンシプルを生きるきっかけを感じてもらえればと思います。

レンマの商品に関するご質問やご相談がございましたら、メールフォームよりお問い合わせください。

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